香港より先に沖縄中国化か |
香港の政治月刊誌『争鳴』8月号に、「香港大陸化、台湾香港化」という論説が寄稿されていた。台湾の香港化は学生集団「太陽花(ひまわり)學運」の活躍で一頓挫しているが、現状の香港情勢は、「中国化、大陸化」を進めようとする中共と、それに対する香港の人々の抵抗の一環であり、予断を許さないものがある。
ところが台湾の北、沖縄では、親中派の翁長前那覇市長が沖縄県知事選で当選してしまった。これで以前より当ブログでも想定している、
「米軍、自衛隊排除」→「琉球独立」→「住民投票で中国に併合」
という流れが出来上がるであろう。まさに中国が最近よく口にする、「法に則った」政治…とか云うものか。
台湾や香港の人々は「中国はNO!」と主張しているのに、沖縄県民の多数は自ら「人権蹂躙独裁集団・中共の傘下に入りたい!」という選択をしたのだから、とんだお笑い草である。
そして最も重大な転換点が待ち受けている。沖縄の中国化によって、中共が定義する「第一列島線」は中共海軍が自由に突破できるようになる…という事である。
昨今の伊豆~小笠原海域における中国漁船群の傍若無人ぶりを「サンゴ密漁」という件だけでマスコミは報道しているが、それは大きな間違いだ。正しくは中共による、「第二列島線」内側を支配するぞという意思表示と捉えるべきなのである。
今後の対策としてとるべきは、
沖縄県への各種補助金カット
新知事による中国勢力誘致の施策を県議会で潰し続ける
宮古、石垣、与那国の先島諸島を沖縄県の管轄から外して、東京都に編入
とにかく、このままでは香港より先に沖縄が中国化してしまう。考えられる手は打つべきである。
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