新年早々愛車故障で気力も減退… |
新車で買って20年乗っている愛車のフェアレディZ(E-CZ32、5MT)が突然故障してしまった。
ロングドライブをした訳でもない。近所のスーパーでの買い物帰りに、いきなりエンジンルームから白煙を吹き出したのである。しかも水温計を見ると、冬季にはあり得ない高温になっている。
原因はホースの劣化による水漏れで水蒸気が噴き出したもの。そこでカーディーラーの修理工場で点検してもらったところ、エンジン底部のホースがいかれたとわかった。
これには参った。Z32のエンジンルームは他車に比べるとガチガチの隙間無しで、今回のような不具合が生じた場合はエンジン本体を降ろさなければならないのである。しかも劣化はほぼ全てのホース類とゴム部品に及んでいるらしい。
更に痛いのは、タービン付近から異音が生じていること。オーバーホールでエンジンをバラしてみるのが一番なのは承知しているが、工賃が半端ではない。また日産は既にZ32のパーツ類のかなりの部分を製造停止しており、パーツ取り寄せが一苦労という有様。
そして修理見積もりはと云うと、エンジン降ろして劣化したホース類全て交換のみでも部品・工賃合わせて60万円オーバー、エンジン本体のオーバーホール+部品交換も入れると約150万円。
搭載エンジンのVG30DETT(V型6気筒、2,960cc DOHC 24バルブ)はインタークーラーツインターボなので、もしかしたらターボチャージャーのヘタりも修理項目になるかも知れない。こうなると修理費は天井知らずになりそう・・・。
従って新車に買替えも考えたが、いま特に乗りたいものも無いので、結局修理することにした。
オーバーホールの可否は取り敢えずエンジン降ろしてから考えるとしても、新年早々で痛い出費であることに変わりはない。エントリー更新の気力もここ数日失せてしまった。
しかし考えてみると、愛車はホシノインパルでコンピューターチューンと足回りをいじった改造車にも関わらず、20年の間こまめなメンテナンスを行ってきたこともあって、エンジンと足回り・車体関係に大きなトラブルは無かったという事にむしろ感謝すべきなのかも知れない。
結論。車はメンテさえしっかりやっていれば20年は軽く乗れます。あとはどれだけ愛車に思い入れがあるか、という根性を試されるでしょう。
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