痴漢冤罪?三十六計逃げるに如かずか |
痴漢の出没は怪しからんが、その一方で痴漢冤罪も多発している。
昨日もJR池袋駅で、痴漢容疑をかけられた男が線路に降りて逃走した。事件のあった路線は、痴漢の定番「JR埼京線」。
産経新聞3月14日配信記事↓
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痴漢疑われた男が線路を逃走 朝のJR池袋駅 前日には御茶ノ水駅でも
(http://www.sankei.com/affairs/news/170314/afr1703140015-n1.html )
14日午前9時ごろ、東京都豊島区のJR池袋駅で、男がホーム上で女性を突き飛ばし、線路を走って逃げたと110番通報があった。男は女性に痴漢をとがめられていたといい、警視庁池袋署が行方を追っている。JR東日本によると、山手線や埼京線で最大約20分の遅れが発生し、約3万2千人に影響した。
池袋署によると、埼京線の板橋駅から池袋駅に向かう電車内で、20代の会社員の女性が近くにいた男に対し、「(体を)触りましたよね」と池袋駅で一緒に降車するよう求めたところ、ホームに降りた直後に男が女性の肩を突き飛ばし、線路に降りて逃走したという。女性は転倒し、膝に軽傷を負った。
男は40代とみられ、身長165~170センチ、上下黒っぽい服装だった。東武東上線の北池袋駅方面へ向かって逃走したといい、池袋署が都迷惑防止条例違反や暴行などの容疑を視野に行方を追っている。
都内では13日にもJR御茶ノ水駅で、女性に「痴漢野郎」と言われた男が線路上を走って逃走し、電車が遅れるトラブルがあった。男は見つかっておらず、神田署が行方を追っている。(以上引用)
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電車遅延を引き起こしたので「都迷惑防止条例違反」、女性を突き飛ばしたという事で「暴行容疑」か。これはいただけない。
しかし記事で見る限りでは任意同行中(ホームに降りただけでは該当しない)の離脱ではないようなので、「私人逮捕」後の行為と云う評価にはならない筈である。従って痴漢行為後の「逃走」には当たらない。
かなり前だが某弁護士に伺ったところ、「相手にせず、その場から立ち去る」、場合によっては「逃げる」というのも選択肢のひとつではあるそうだ。最悪なのは相手の言い分のままに駅員室へすんなり行ったり、もしくは少しでも「自分の関与を認めるような発言」をしてしまうこと。
するとやはり、『三十六計逃げるに如かず』を地で行った方がよいのかも知れない。但し今は監視カメラがあちこちに設置されている。カメラに捕捉されているという前提でアクションを起こすのであれば、日頃から“それなりの用意”はしておいた方がいいだろう。
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