まだあったのか福一廃棄物:横浜 |
2011年3月の東日本大震災・福島第一原発事件から6年。
当時、横浜市内の小中学校各校で検出された放射線量の高い汚泥・廃棄物はとうに処分場へ収容されたとばかり思っていたが、なんと未だ学校の敷地内に保管してあったとは。
横浜日吉新聞3月17日配信記事↓
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矢上小・日吉台小・台中の敷地内に保管、放射線量の高い汚泥や廃棄物を今月撤去
(http://hiyosi.net/2017/03/17/haikibutsu-3/ )
2011年3月11日の東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きたことにともない、放射線量の高い汚泥や廃棄物が発生し、矢上小学校(日吉3)や日吉台小学校(日吉本町1)、日吉台中学校(日吉本町4)などの敷地内に一時保管されている問題で、横浜市教育委員会は矢上小の汚泥を今月(2017年3月)26日に、日吉台小と日吉台中の廃棄物を同31日にそれぞれ運び出すと発表しました。
矢上小は雨水をトイレなどに利用するための施設を通じて高い放射線量の汚泥がたまり、日吉台小と日吉台中は高い放射線量の土や石、枯れ葉といった「堆積(たいせき)物」を除去したもので、国の処分方針が決まらないなかで、横浜市が学校敷地内にて一時保管することを決め、6年が経過しています。
保管は人目に付かない場所で厳重に行われ、定期的に周辺の放射線量が測定されるなど安全性には配慮されていたものの、保護者らからは撤去を求める声が強まっていました。
このほど、鶴見区にある北部汚泥資源化センターの敷地内に保管庫が完成したことから、学校敷地内から撤去されることになったものです。(以上引用)
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あの頃はガイガーカウンター(放射線量計測器)を手にした反原発の“市民団体”やら“市民有志”やらが、放射性物質を見つけようと鵜の目鷹の目で首都圏各地に繰り出していたものである。
それらの人々は、この横浜市の対応について何もアクションを起こしていないが、どうしたのだろうか。本気で活動しているのだろうか。
もっとも当時、探し回った末に“発見”されたのが世田谷の放射能屋敷とか、川崎市内陸部の公園にあった高線量の貝殻入り汚泥とかだったから、ばつが悪いのかも知れない。
特に川崎市の件は、今考えても薄気味悪いものだった。
東京新聞2011年10月14日配信記事↓
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【神奈川】放射線量問題、多摩の公園に貝殻 「誰が持ち込み」川崎市職員ら戸惑い
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111014/CK2011101402000035.html )
東京・世田谷区の区道で検出された高い放射線量は人為的である可能性が高まったが、川崎市で見つかったホットスポットにも職員が首をかしげる例があることが十三日、分かった。多摩区の稲田公園で毎時一・七マイクロシーベルトの泥が見つかり、園内のプールが使用できなくなるなど市民を震撼(しんかん)させたが、この泥に、現場からは遠い海のものとみられる貝殻が入っていた。「誰が持ち込んだのか」と市職員らは戸惑っている。
同公園のホットスポットは八月下旬に市民グループからの通報で分かった。しかし公園の清掃などを委託している業者やプールの職員はいずれも、この泥に心当たりがなかったという。(以下略)
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川崎市多摩区は東京湾から20キロメートル以上離れている。誰かが持ち込んだとしか考えられず、また高線量の放射性物質を無許可で移動することは法令違反=犯罪なのだが、本件について神奈川県警はとうとう捜査しなかった。その理由は今も謎である。
横浜に限らず福一関連の放射能廃棄物・汚泥は、まだ各地に大量に保管されている。以前より当ブログでは、尖閣諸島で領海侵犯を行っている中共艦船に放射性廃棄物を投下せよと主張しているが、
(ご参考)
尖閣中国船に放射能汚染水をぶちまけろ
(http://tojintafu.exblog.jp/25876924/ )
政府は速やかに放射性廃棄物・汚泥・汚染水を領海侵犯の中国艦船に投下することで、処分を進めるべきである。
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