野田市教育委員会が児童殺害幇助か |
このところ千葉県野田市の実父による児童虐待・殺害事案の捜査経過を観察していたが、本日とんでもないニュースが飛び込んできた。
時事通信1月31日配信記事↓
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アンケート回答、父に渡す=死亡女児「いじめ」訴え-市教委
時事通信2019年01月31日11時56分
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2019013100658&g=soc)
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡し、父親の自称会社員勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが「父親からいじめられている」と回答したアンケートのコピーを、野田市教育委員会が同容疑者の求めに応じて渡していたことが31日、同市教委への取材で分かった。(以下略)
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これに関する他のメディア報道から判ったのは、容疑者の父親が「親権」をタテにして学校側にゴロついた結果、学校と野田市教育委員会がその圧力に屈したということ。
昨年12月5日エントリー、
<人権週間:子供の人権をメシの種にするな>
(https://tojintafu.exblog.jp/29883310/ )
そこで書いたように筆者は9年前、「親権」を主張し濫用する実親による児童虐待事案を防ぐ目的で、「公権力による親権喪失宣告」を容易にする民法改正を提唱・運動した。
特に当時の民主党政権の千葉景子法相に直接お願いし(なんと千葉氏はその翌日、法改正を進める旨の記者会見を開いてくれた!)、結果改正に至ったという成果も得ている。
そして本件の父親・栗原勇一郎容疑者はまさに、「公権力による親権喪失宣告」を実施するべき輩である。
ところが野田市教育委員会は「親権」主張の外道父親の恫喝に易々と屈してしまい、折角の私たちの努力と成果を無にする対応をしてしまった。委員長が「すみませんでした」と頭を下げていたが、謝って済む話なのか?
野田市教育委員会は児童殺害の幇助者と言っても過言ではあるまい。この街の子供たちの安全を誰が保障するのだろう・・・
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